当院の方針
当院ではカウンセリング当日に契約するよう迫ったり、施術を迫るようなことは一切ありません。
効果のないと思われる施術を希望されている場合は考え治していただくこともあります。
PRPとは
皮膚を切った時などに瘡蓋(かさぶた)ができて傷が治った経験は誰にでもあると思います。この時、血小板という血液の成分から傷んだ組織の修復を促進する物質(成長因子)が供給され、自己治癒力が活性化されています。
PRPとはplatelet-rich plasmaの略で、日本語では多血小板血漿(たけっしょうばんけっしょう)と言います。PRPは、血小板を濃縮して成長因子を取り出して使用する治療法です。自分の血液を約20㏄とり、特殊な技術を用いて血液中の血小板が多く含まれる部分のみを抽出し、自己PRPを作成します。このPRP中には、成長因子が豊富に含まれます。
副作用
PRPは自身の血小板を利用して行う治療であり、副作用が起こる可能性は低く、注射後に注射部位に痛みや腫れを伴う場合がありますが、数日間で自然に軽快します。
効果
PRPには様々な成長因子が含まれていますが、代表的なものとして「PDGF血小板由来成長因子」、「TGF形質転換成長因子」、「VEGF血管内皮細胞成長因子」と「FGF線維芽細胞成長因子」があります。これらの成長因子が皮膚の細胞を刺激して修復や再生を促します。PRP療法は、患者様個人の自然治癒力を利用しているため、その治療効果には個人差があり、治療効果が保証されるわけではありません。また、複数回の治療が必要となることがあります。