ミラノリピール　

ミラノリピールとは

ミラノリピールは、 注射などは使わずに肌表面に塗布し、有効成分を皮膚深部にまで浸透させることによりコラーゲン生成などを促す施術です。

MET BEAUTY CLINICでは、トリクロロ酸（TCA）を主成分とするBioRe PeelCL3という薬剤を使用しております。トリクロロ作酸には皮膚の剥離作用や炎症作用などもありますが、アルギニンと水酸化ナトリウムを配合することにより、肌へのダメージは小さく留めて、真皮にはしっかりと働きかけることが可能です。

• ▼ミラノリピールで期待される主な効果と、そのもととなる成分

• ・コラーゲン生成の活性化…グリシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、ビタミンC
• ・皮膚再生…γ-アミノ酪酸（GABA）、アルギニン、リボフラビン
• ・剥離/活性…トリクロロ酢酸、ラクトビオン酸、サリチル酸、タルトル酸、クエン酸
• ・保湿/浸透…スクワラン、ミリスチン酸イソプロピル

料金表

特徴

ミラノリピールはトリクロロ酢酸（TCA）を用いたピーリング剤を使用し、ブルー相とイエロー相で特徴が異なります。

ブルー相の特徴は、製剤の保護や安定化によりTCAの酸化を防ぐことや、フィルミング効果によって水分蒸発を抑制し、有効成分の浸透を助けます。また、皮膚粘膜の再生や、肌の水和性を上げて保湿を行う作用も持ち合わせています。イエロー相の特徴は、線維芽細胞を刺激して肌の再生力を活性化させる作用、コラーゲンやエラスチン産生を促す作用、有効成分を浸透させるために角質を溶解・剥離させる作用を持ちます。抗酸化作用やエイジングケア、ニキビの発生を抑える抗アクネ作用や、開いた毛穴の引き締めなどもイエロー相に期待されます。

ダウンタイム

個人差はありますが、施術後は多少の赤みが出る場合がございます。

施術中はピリピリした感じや熱感が生じます。

施術から数日は皮むけが起こりやすく、乾燥もしやすくなります。皮むけや乾燥は1週間～10日ほど続く場合がございます。

施術後は肌が敏感な状態になっているため、数日間は紫外線対策や保湿は入念にしていただき、スクラブ洗顔やマッサージなどは避けて下さい。

洗顔・入浴・シャワーは当日から可能ですが、メイクは施術から12時間後に可能となります。

注意事項・副作用など

個人差がありますが、施術の頻度は約3週間おきに1回の施術を合計５回ほど行うと効果を実感していただきやすくなります。

べピオ、デュアック、エピデュオ、ディフェリンゲルなどのニキビ治療薬を使用している方は3日間の休薬をした後に治療を受けることができます。また、施術前後2週間～3週間は、ピーリング剤、トレチノイン、レチノールが入った化粧品の使用はお控え下さい。

• ▼以下に該当する方はミラノリピールを受けられない場合がございます。

• ・ヘルペスやケロイド、アトピーなど皮膚炎がある方
• ・妊娠中または授乳中、産後3ヶ月以内の方
• ・レーザー治療から2週間以内の方
• ・皮膚がんがある方
• ・トリクロロ酢酸やアスピリンアレルギーのある方
• ・日焼け直後の方
• ・色素沈着の強い皮膚の方

• ▼副作用・リスク

• ・つっぱり感
• ・発赤
• ・乾燥
• ・ニキビの悪化
• ・かぶれ
• ・かさぶた
• ・炎症

上記以外の体質や持病をお持ちの方、副作用が起こった場合は、担当医までご相談下さい。