ピコスポットとは
ピコスポットは、濃いシミやそばかすなどでお悩みの方におすすめの施術です。ピコ秒レーザーを用いた短いパルス幅による施術を、気になるシミにピンポイントで照射することによりシミ取りの効果が期待できます。
ピコスポットは「シミ取り」として一般的に知られていますが、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス:Acquired Dermal Melanosis)やアザの治療にも使用が可能です。ADMは一般的なシミや肝斑と間違われやすいですが、より深い真皮層にできる褐色やグレーがかったシミです。内服薬や外用剤による治療は難しいADMですが、ピコスポットだと肌の深い層に働きかけることができるため効果が期待できます。
料金表
ピコスポット
- 3mm未満
- ¥3,300
- 3mm以上5mm未満
- ¥5,500
- 5mm以上10mm未満
- ¥8,800
- 10mm以上
- ¥11,000
- 全顔
- ¥88,000
特徴
ピコレーザーは従来のレーザーよりも細かい1兆分の1秒による照射が可能です。従来のナノ秒レーザーだと分解しきれなかったシミの色素も、さらに細かく粉砕することができます。今までよりも低出力での効果が期待できます。シミであっても肝斑にピコスポットを照射した場合は悪化させてしまう可能性があるため、施術前にカウンセリング・診察を行ない、ピコスポットが適しているかどうかを判断させていただいてからの施術となります。
ダウンタイム
施術直後には一時的に発赤や膨疹がみられる場合がございます。
施術の翌日~2週間あたりは一時的な色調の変化やかさぶた、2週後からは軽微な赤みや色調が残る場合がございます。
施術の4週間後から数か月にかけて炎症後色素沈着が起こる場合がございますが、時間が経つにつれて薄くなることが多いです。
メイクは、照射部位以外は当日から可能です。
照射部位のメイクは、照射後の保護テープが不要になった時やかさぶたが取れてから可能です。
洗顔・シャワー・入浴は当日から可能ですが、施術部位に摩擦などの力が加わらないよう、細心の注意を払っていただく必要がございます。
注意事項・副作用など
施術中はパチッとした痛みを感じる場合がございます。
効果には個人差があり、1度ではシミが取れない場合も場合がございます。
複数回にわたってピコスポット照射を行なう場合は、3ヶ月以上を空ける必要がございます。
照射部位は、かさぶたが取れた後であっても施術の2ヶ月~3ヶ月後は紫外線の影響を受けやすく、日焼けや色素沈着を起こしやすい状態です。肌をより良い状態にするため、保湿やUVケアを徹底していただく必要がございます。
- ▼以下に該当する方は施術を受けられない場合がございます。
- ・妊娠または授乳中の方
- ・施術部位に強い日焼けをしている方
- ・肌が弱い方や肌荒れをしやすい方
- ・対象部位に皮膚疾患や皮膚感染症、傷がある方
- ・真性ケロイドやケロイド体質の方
- ・膠原病などの自己免疫疾患の既往がある方
- ・重症の糖尿病や高血圧、心疾患のある方
- ・光線過敏症(日光アレルギー)の方
- ・光感受性を高める薬を使用している方(添付文書の副作用に「光線過敏症」と記載がある薬を使用中の方)
- ・てんかん発作の既往がある方
- ・治療部位にシリコンや金属の糸などを入れている方
- ・ステロイドや金製剤を使用している方、金製剤を使用していた方
- ▼副作用や・リスク
- ・痂皮(かさぶた)
- ・膨疹
- ・再発
- ・腫れ
- ・アザ
- ・熱傷
- ・発疹
- ・瘢痕
- ・内出血
- ・軽度の出血
- ・色素脱失
- ・色素沈着
上記以外の体質や持病をお持ちの方、副作用が起こった場合は、担当医までご相談下さい。